CICは昭和59年の設立以来、クレジット取引に係る信用情報を収集・管理・提供・開示する信用情報機関として、関係各位の絶大なご協力を得ながら、消費者信用業界の発展とともに歩んでまいりました。
最近の消費者信用業界を見ますと、日常生活の様々なシーンにおいて、クレジット取引が可能となり、利便性が向上することで、消費者信用市場も堅調に推移しております。
一方で、過剰与信防止のための法的枠組みとして「指定信用情報機関制度」が創設され、CICは割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として、経済産業大臣および内閣総理大臣から指定を受け、社会的なインフラとして法律上も明確に位置づけられました。
CICは、このような環境変化に対応して健全な消費者信用市場の発展に貢献していくため、社会的役割を認識し、今まで以上に法令等の厳格な遵守意識と高い倫理観を持った行動に努め、指定信用情報機関として真に実効性のある体制を構築してまいります。
また、信用情報機関としての原点に立ち戻り、信用情報機関としての役割・機能を充分に果たすことができるよう、信用情報の保護と整備およびシステムの安全かつ安定的な稼働に努め、さらなる進化と価値向上の実現を目指してまいります。
今後とも、透明性のある健全な企業運営を心がけ、皆様から信頼される指定信用情報機関を目指して努力してまいりますので、ご理解ご支援を賜りますようお願い申しあげます。